美しさ、楽しさ。

前回のブログを書こうと思った時に
金子みすゞの
“昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ。
見えぬものでもあるんだよ。”
という詩の一節が頭に浮かびました。
この詩のタイトルはなんだったかしら…と『みすゞコスモス』という本を久しぶりに
開いてみたら、知りたかったタイトルではなく
「心柄」というとても美しいことばを見つけました。

「心の癖」
「言動はその人の心のさま。」
というより、
「心の柄」
「心の模様は言葉や行動の鏡」
というほうが美しいですし、自分が描いた模様や柄は、いつでも自分の好きなように
描き直せるよなぁと考えると、楽しかったり嬉しい気分になってきます。

『みすゞコスモス』の中で、著者である矢崎節夫氏は
「自分を見つめてごらんなさい。」
というより
「自分の心にどんな模様があるか、ながめてごらんなさい。」
といわれたほうが、具体的でわかりよい気がします。
と、書いていました。
これも本当にそうだなぁと思います。

「自分を見つめる」という言葉の中に私はどんな意味合いを含ませている?と思い巡らすと
スパルタなわたしが「よう!」って感じで登場したので
思わず「やはりおったかおぬし。」とつぶやいてしまいました。
大事なことを見つけるには、大変さや辛さを経験すること必須という思いこみ。
大変も辛いも、あるときはある。
それはどうしようもないもの。
でも絶対に必要ではないかなぁ。なきゃないほうがいいなぁ。

いろんなわたしと一緒に、自分の心にどんな模様があるかと
ながめることは続いていきます。
ただ、反省会や研究発表のようではなく、
これからはお楽しみ会や展覧会みたいなイメージでいってみようかなぁ。
スパルタなわたしや、のんびりなわたしもみんなで一緒に。

そうそう、最初の詩のタイトルは「星とたんぽぽ」でした。

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